運動の考え方と進め方
運動とは体を動かすことです。また、日常生活の活動と、スポーツ等の運動を合わせて身体活動と呼ばれています。
今この時期、コロナの影響もあり多くの方が運動不足を感じています。なぜ、運動した方が良いのでしょうか?
理由としては
①生活習慣病(糖尿病、がん、心臓病等)の予防
②運動器(骨・関節・筋肉)心肺機能の維持
があります。
筋肉は、30才頃から1年で1%減ると言われています。歩くために必要な心肺機能も落ちてきます。加えて、マスクの影響もあり呼吸が浅くなっています。呼吸が浅いと酸素を血液に取り込みにくくなる為、血圧上昇や自律神経が不安定になりやすいとも言われています。があります。
どのように毎日の運動を進めたら良いでしょうか? 一日の生活の中で適度な運動を取り入れていくことをお勧めします。適度とは、運動した後に心地よい筋肉の張り具合を感じることです。
これから運動を始める方は、
①楽であること
②これくらいならできると思われること
③こうなりたい(目標)と思うこと
この3つが続けていく為のポイントです。
まずは、ストレッチから
①ゆっくり
②呼吸を止めない
③動かす場所を意識する
これらを意識して始めましょう。
また、生活活動のついでの運動として、○○しながら、「ながら運動」をお勧めします。
例えば、
①掃除機をかけながらアキレス腱を伸ばす
②洗い物のついでにスポンジを両手10回絞る
③T Vを観ながらかかと落としをする
④お風呂につかって足踏みをする等
毎日の生活のなかで、体を動かすことを意識してみてください。
運動は、続けていこうと思うこと、これが大切だと私は考えています。
健康管理士 中高老年期運動指導士 山下邦代